倉持麟太郎氏の日本人は「あいまいさ」を放置しては
いけないという演説を聴いて、大変心強い思いがした。
最近ずっと「ゴー宣道場」内でも「あいまいさ」が蓄積
しているので、そろそろ「あいまいさのまん延防止措置」
をとらねばならないと考えていたところだ。
「ゴー宣道場」はあくまでも「道場」なので、議論の
白黒をつけて、次に進みたいと前々から思っていた。
だが、それをやると傷ついて逃げ出すのではないかと
思って、「あいまいさ」を許容していたのである。
何度も言うが、わしは間違いを間違いと認めることは
造作もないことで、作品の中でも、誰に要求された
わけでもないのに、謝罪したりしている。
そうするのは当然のことで、自分が成長しているからだ。
変節ではなくて、成長しただけなので、恥じることでは
ないし、思想が成熟していく過程では、誤りを潔く認め
なければ、思想全体の整合性がとれなくなる。
「ゴー宣道場」はこれから「あいまいさ」のまん延を放置
するのは止めよう。
日本人の気質を変えていくには、まず自分の現場から
始めねばならない。
その際、絶対に傷ついて辞めると言い出さないこと!
門下生も参加者もネットで見る者たちも、しっかり見て
いてくれ。
言っておくがわしは「糾弾会」は嫌いだし、「集団リンチ」
は大嫌いだ。
これははっきりしておかないと、赤軍派みたいになって
しまう。
優しさと厳しさを両立させて、純粋に議論を公論まで
高めていく覚悟をしなければならない。
今日が「新潟圏ゴー宣道場」の応募締め切りだ。
新潟では相当面白い議論が見られるだろう。
倉持氏の理念に沿って、日本人的な「あいまいさ」を
許容しない議論をやってみたいと思う。